カテゴリー:*創薬に関する勉強

  • アルツハイマー病発症の根源がインスリン抵抗性にあるのなら…

    barista-stock.hatenablog.com 先日、『アルツハイマー病治療薬の最前線』という記事を書きましたが、その後も自分なりにいろいろ調べ、さらに知識がアップデートされたので、また備忘録として残しておきたいと思います。 [目次] アルツハイマー病治療薬を取り巻く現状について アミロイドβ仮説に上がる懐疑的な声 Aβ仮説に希望をもたらすアデュカヌマブ 「アルツハイマー病=脳の糖尿病(3型糖尿病)」という新しい仮説 そもそも糖尿病とは? インスリンと脳の関係 アルツハイマー病の基本的な原因はインスリン抵抗性 今後に期待できる治療薬は? 第一選択薬はインクレチン関連薬 アルツハイマー…
  • がん治療の新薬、続々〜分子標的薬や免疫薬のあれこれ

    最近、自分でアンテナを張ってるということもありますが、がん治療の新薬開発に関する情報が増えてきているように思います。 たとえば、残念ながら開発中止のニュースですが、協和発酵キリンの分子標的薬「チバンチニブ」の件だったり、 www.nikkei.com あるいは、大々的報道されたノバルティスファーマの新型がん免疫薬「キメラ抗原受容体T(CAR-T)細胞治療薬」が米FDAで承認された件など。特にCAR-T細胞関連は他にもいくつか報道されていましたね。 www.nikkei.com Market Hackでおなじみの広瀬さんが、CAR-Tについて分かりやすくまとめてくれていたのでシェア。第129回 …
  • アルツハイマー病治療薬の最前線

    アルツハイマー病について調べなくては…と思いながらもなかなか手付かずでしたが、 最近アルツハイマー新薬に関する情報を立て続けに目にしたので、これを機にいろいろ調べてまとめてみました。 それでは『アルツハイマー病治療薬の最前線』をご覧ください。 [目次] アルツハイマー病とは 原因は「特殊なたんぱく質による神経細胞の破壊」 アルツハイマー病に有効と認められた4種類の薬 ・アリセプト(Aricept / ドネペジル:Donepezil) ・メマリー(Memary / メマンチン:Memantine) アルツハイマー新薬、Ph3の高い壁 そーせい(4565)のパイプライン アルツハイマー病とは 「ア…
  • 全自動遺伝子解析装置の観点から見たmiRNAの最新知識

    先日、プレシジョン・システム・サイエンス(PSS / 7707)から、書籍『miRNAの最新知識 ~基礎領域から診断・治療応用まで~』にて全自動遺伝子解析装置に関する原稿を執筆した、というニュースリリースがあったので、さっそく購入して読んでみました。 miRNAの最新知識―基礎領域から診断・治療応用まで posted with ヨメレバ 落谷 孝広 医薬ジャーナル社 2017-06-01 Amazon Kindle PSSが担当したのは「第17章 miRNAによる検査診断ツールおよび核酸医薬開発の現状」内の「第2節 臨床現場での仕様に向けた全自動核酸抽出装置」のパートだったので、その部分だけで…
  • 核酸医薬にまつわるエトセトラ

    本日、下記のニュースを見て「核酸医薬の開発に追い風が吹くのか!?」とざわつきました(あれ、一部の人だけですか?w)。 www.nikkei.com とはいえ、そんなすぐに盛り上がりを見せるものではないと思うのですが、今後の盛り上がりのためにも、今のうちに、核酸医薬とはどんなもので、核酸医薬を取り巻く環境はどうなっているのか、少しまとめておきたいと思います。 まず、医薬品を大まかに分類すると、化学合成で作る「低分子医薬」と主に”生物”を中心として作られる「バイオ医薬」に分かれます。 さらに「バイオ医薬」を分類すると、主なものとして「抗体医薬」「ペプチド医薬」「核酸医薬」などに分けられます。 ※次…
  • ケモカイン受容体

    免疫細胞の遊走、活性化および生存を制御することで、免疫防御の多様な働きを担っている”ケモカイン受容体”。 そーせいのIRで知るまでは見たことも聞いたこともありませんでした。 子会社 Heptares 社の研究者が CCR9 受容体の構造を解明、全てのケモカイン受容体ファミリーに対する構造ベース創薬が可能に(2016年12月8日) 今回は「ケモカイン受容体って一体何?」という疑問からいろいろ調べたことをまとめておきます。 なお、まだ基本的なことすら押さえきれていない可能性は大なので、その点は割り引いた上で読んでくださいね。 ケモカインって何? まずは、ケモカインについて。 ケモカイン (Chem…
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