投資用口座への海外送金を一番安くする方法を考えてみた

  • 2017/11/5
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dartmaniaです。

海外赴任者や外国の証券口座を使いたい場合、一番ネックになってくるのが海外送金です。

国内であれば、手数料無料かつ即時入金出来る銀行も沢山ありますが、国際送金となると手数料が発生します。

今回は、国際送金を出来るだけ安く抑える方法を考えてみたので紹介します。

海外送金は想像以上に手数料が掛かる

日本の証券口座は海外在住では使えないため、海外の証券口座を開く必要があります。

海外赴任者は日本の証券会社での投資ができない - Dartmania Cafe

日本から海外へ送金する際の手数料は銀行によっても異なりますが、4種類あります。

1. 送金手数料

2. 為替手数量

3. 受取手数料

4. 仲介手数料

の4つです。

送金手数料は日本国内間でもありますが、金額が大幅に異なります。

ゆうちょ銀行では2,500円、みずほでは5,550円程度掛かります。時々によって料金は変わりますが概して料金はかなり高いです。

意外と表に出てこないのが、為替手数量です。マージンで1ドル当たり1円程度上乗せしている場合がほとんどです。

 

海外の証券口座に送金する3つの方法

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証券口座に送金する方法は3つあります。ちなみに今回は赴任者の多いアメリカでの話です。

・Wire Fund

・ACH (Transfer Cash from your bank)

・Check a deposit

なんだが非常にややこしいですが、理解すれば難しい事はありません。それでは上から順に説明していきます。

Wire Fund

一番ポピュラーな方法はこれでしょう。Wire Fundは2行間の銀行のやり取りで、大口決済や海外送金に利用されます。

海外送金手数料は3~5000円程度しますが、送金の即時性はあります。

海外の証券口座へ送金出来る国内の銀行は限られており、かつネットからではなく日本にいなければ送金出来ない事もあります。

先にお伝えした様に、この方法は送金手数料に加え、両替する際に国内銀行に支払う為替手数料や海外口座に対して受取手数料があります。

見えないコストが非常に多く、投資家からすると避けたい手数料です。

手数料は高いが、入金の早いWire Transferとは何か解説 - Dartmania Cafe

ACH

Automated Clearing Houseの略で、米国の銀行口座を保有している人が利用出来ます。

米国在住者であれば、銀行口座から証券口座へと容易にかつ無料で送金する事が出来ます。有名なFirstradeACHの送金手数料は無料です。

ただ、日本に居る場合は結局Wire Fundで銀行若しくは証券口座へ送金するしかないためわざわざ口座を開設するメリットはない様に思えます。

思えますと言うのはちょっとした面白い抜け道があるのです。勿論、正規ルートです。(後述)

Check a deposit

小切手に入金金額を書いて送るシステムです。こちらもアメリカに銀行口座を持っている人のみとなります。

今では電子決済がメジャーであるためほぼ使う事はないでしょう。

現金をあまり持ち歩かない米国だからこその決済手段といえます。

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結局一番良い方法は何なのか

以上の事を一回まとめてみます。

Wire Fundは手数料が高いが即時性があります。

ACHの送金は無料ですが米国口座の保有が条件となります。そのためわざわざ外国用に証券口座を開かなくても良い様に感じてしまいます。

海外在住する人にとっては、日本の証券口座が使えない事は一大事です。

そこで出てくるのが「Transfer Wise」になります。

Transfer Wiseで送金手数料を安くする

一言で言うと、Wire Fund送金にかかる手数料と為替手数料を掛からなくなるのです。

Transfer Wise創業者の一人はスカイプ創業に関わっていたエストニア人です。

送金方法の一例を示します。

私がアメリカの銀行口座に1000ドル入金したいと考えます。

その際、直接自分の口座に振り込むのではなくTransfer Wiseの日本口座に振り込みます。一方、アメリカにいる日本人のAさんが同じ金額の日本円を日本の口座に送金したいと考え同じ様にTransfer Wiseのアメリカ口座に振り込みます。

その入金を確認した後、Transfer Wiseはアメリカの口座から私のアメリカの口座に振込を行います。同様にAさんの日本口座にもお金は振り込まれます。

つまり実際に海外に送金している訳ではなく、国内間で取引をする事になるため、手数料が海外送金よりも抑えられるのです。

しかも、送金手続きは非常に簡単です。

Transfer Wiseは米国証券口座に直接送金出来ない

投資家は各々の米国証券口座に振り込むのではなく、決済機関を経由して振り込みます。

初めは不思議に感じましたが、送金先も自分の名前ではありませんので、Transfer Wiseは利用出来ません。

なぜなら証券口座振り込みは送金元口座の名前や口座番号が受取先の情報と一致している必要があるためです。

まとめ

日本や海外にいる際に最も効率的な方法は、Transfer Wiseであると言いました。ここで一連の流れを分かり易くまとめてみたいと思います。

1日本の銀行口座からTransfer Wiseを経由してアメリカの銀行口座に振り込む

2アメリカの口座からACHを利用して証券口座に入金する

メリットとしてはWire Fundによる為替手数料がなく、送金手数料も安く抑えられる。

デメリットとしてはアメリカの銀行口座を開く必要がある事です。

しかし、これが現状考えられる最も効率的かつ安く送金出来る方法であると考えています。

 

参考記事

米国の銀行口座を開く最も手っ取り早い方法は、ユニオンバンクの口座を開く事です。日本にいながらにして開設出来る唯一の米国口座です。

 

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