確定拠出年金iDeCoはどこのネット証券を使うべきか

iDeCo、ネット3社は運営管理手数料が無料

 iDeCoは諸手数料がかかります。

  • 国民年金基金連合会の手数料:加入時2777円、毎月103円
  • 運営管理手数料:楽天証券・マネックス証券・SBI証券は0円。
  • 事務委託手数料:積立あり167円 積立なし64円

  月々の積立金額が12000円の公務員や23000円の厚生年金加入者にとっては積立額が少額なだけにこの手数料にはこだわりたいところです。運営管理手数料が無料のところから選ぶというのが基本になります。

 

 そうすると、マネックス証券とSBI証券と楽天証券 の3社が選択として上がります。iDeCoはこの3社のいずれかを選ぶということになります。

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 こちらは楽天証券のiDeCoページの言葉です。その通りだと思います。

米国株を含む投信は?

 確定拠出年金iDeCoでは現在、海外株式を適正な信託報酬で買える投信は多くありません。先述の手数料面で優れる、マネックス証券とSBI証券と楽天証券 を例に挙げてみます。基準は、海外株式であり、信託報酬が0.20%程度以下の商品です。

マネックス証券のiDeCo商品

1、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

2、たわらノーロード NYダウ

 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は信託報酬が0.11%、圧倒的な強みがあります。先進国分散投資を志向するならば、これしかない、そういう商品です。たわらノーロードNYダウは北米一本、0.24%の信託報酬です。

SBI証券のiDeCo商品

1、ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス

2、大和-iFree NYダウ・インデックス

 ニッセイ外国株式は人気があります。ifreeシリーズはS&P500連動の投信も出ており、そちらも人気です。ただし、iDeCo対応ではないのが惜しいところです。

 SBI証券はひふみ投信やジェイリバイブなど、アクティブで実績を残している日本株ファンドを採用しているのが強みです。

楽天証券のiDeCo商品

1、たわらノーロード 先進国株式

2、楽天・全米株式インデックス・ファンド

  楽天証券では、楽天・全米株式インデックス・ファンドがベンチマークの過去実績において優れています。たわらは悪くありませんが、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬に差がつけられています。

確定拠出年金iDeCoの最適解は?

  • 「DCニッセイ外国株式インデックス」
  • 「たわらノーロード 先進国株式」
  • 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」

 これら3つの投資信託は同じベンチマークであるMSCIコクサイインデックスを採用しています。そのため極端な乖離などが無い限り、リターンは殆ど同じになります。この3つの中では「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬が最も安いです。

 

 ちなみにMSCIコクサイインデックスは先進諸国への投資になりますが、パフォーマンスは北米一本の「大和-iFree NYダウ・インデックス」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド」のベンチマークに劣ってきました。過去は未来を保証しませんが、いわゆる先進国の評価をどうとらえるかです。

 

 「iFree NYダウ・インデックス」はニューヨークダウ30種を採用しています。これはニュースなどでおなじみの、いわゆるニューヨーク平均株価と言われるものです。知名度は高いですが、ETFであるDIAの人気はさほどではありません。

 

 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は米国市場全体に投資をするファンドです。弊ブログイチオシのVTIの投信版です。弊ブログではやはりiDeCoで積み立てるならば、こちらの商品を積み立てることを推奨します。バンガードの旗艦ETFであり、世界トップレベルのETFのVTIを投信にしたものです。

 

 この「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を買うことができるのは楽天証券 だけです。ですので、iDeCoのひとまずの結論としてはこのようになります。

iDeCoは楽天証券 で全米株式インデックス・ファンドを積み立てるのがベスト

 米国インデックス指数で最も支持されるのは・・・

 ちょっと発展的に話を付け加えましょう。

 米国株のインデックス指数で、安定的かつ最も良いパフォーマンスを出しているのが下の3つです。また、この3つは最も米国で人気のある指数のうちの1つでもあります。

  • CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • S&P500指数
  • ナスダック100

 3つが王道と言ってよいでしょう。NYダウはよく知られていますが、ETFとしては分散性に乏しいために知名度ほどの人気がありません。ナスダック総合指数連動商品があればよいのですが、ありません。そのためナスダック100をあげています。それぞれ対応の米国株ETFは下記の通りです。

  1. VTI
  2. VOO・IVV・SPY
  3. QQQ

 2018年から日本の投資信託でも、これらのような本国アメリカで買われている、金融先進国のアメリカ人投資家が選好している指数連動の商品が出てくるようになりました。QQQ以外、つまりVTIやVOO・IVV・SPY相当の投資信託が買えるようになりました。

 

 米国ETFは一部の米国株投資家には人気ですが、やはりまだまだ買いにくさがあるようで、広く一般化しているとは言い難い状況です。これらの本当に競争力ある指数連動商品が今後も投資信託として各社から出てくるようになれば、一気に投資信託人気ランキングは変わるのではないでしょうか。

 

 QQQと同じベンチマークの投資信託が出てくれば、かなり面白いと思います。AmazonやGoogle、Facebookを含み、訴求力は抜群ですね。

 

関連記事です。

  楽天証券に関しての記事です。楽天証券のサイトは比較的見やすく、グラフなども充実している印象です。自社商品として、バンガードの低価格ETFを投資信託として出しています。その強みがiDeCoにも反映されていますね。

www.americakabu.com

  SBI証券に関しての記事です。SBI証券はサービスの幅が広く、手数料水準も常に最安を目指している印象があります。

www.americakabu.com

 投資信託で米国株を始めるというのは大いにありですね。

www.americakabu.com

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